その狭い世間の中に甘んじている程度の人間

衝突や対立を避け、争い事には関わらない。
それ故に持論を曲げ、相手に合わせ、他人の顔色を伺う。


相手に意見しないのは自分の為。
相手を指摘しないのは自分の為。
でもこれって本当に自分の為なのか。
これじゃ誰も成長できないよね。
大切に思ってる人ともぶつかり合えないようでは、何も得られない。


以前、すごく仲の良かった人と分かり合えなかったことがあります。
価値観の違いで片付けてしまえばそれで終わりなんだけど。
その人の友達の定義は、「言いたいことは人の為に全て我慢、いくら大切な人でも、嫌な所が目についても何も言わない、それが本当の友達」。
唖然としました、こんな思考もあるのかと。
何も言えないのに、友達なのか。
ほんのささいなことで私が友人に指摘して、この話の流れになったんだけど、一生分かり合えないと思いました。
今まですごく気が合って、どんな話でもできると思っていたのは自分だけだったのか。


意見を言わないのは人の為か。
人の為にも自分の為にもならない、逃げだと思っています。
その友人はこれからの人生ずっと逃げ通すのだろうか。
でも、実際それは自分の意見が言えず流されるだけの私にも言えることであって。
この件で考え方がすごく変わりました。
今大切な方々とより素直に、より成長し、より認め合える仲を築けていけたらと思います。